2017/3/23 展覧会のお知らせ

赤をめぐる旅展
生活工房20周年記念 眞田岳彦ディレクション/衣服・祝いのカタチvol.1

日本の生活のなかで息づく「赤」。古代より祝事や魔除けの意味を持ち、日本独自の伝統文化として美しさと豊かさを受け継いできました。
「赤」は、原材料によっても、紅、朱、丹、緋など名称が異なります。「赤」の多彩な表現からも、古来より四季のうつろいを感じ、自然の色合いを生活に取り入れてきた日本人の技と美意識が感じられます。赤に込められた願いを、染織衣服をはじめとする生活に関わる領域から見出します。

眞田岳彦「赤の作品」展示
日本の繊維を作品の素材にしてきた私は、これまで、苧麻、木綿、羊毛、絹など伝統繊維に係わる土地を訪ねてきた。
今回は「日本の赤」を求めて、熊本、奈良、大阪、京都、三重、東京、埼玉、高崎、山形を歩いた。日本人はかつて、大地から算出される植物の赤、植物から抽出される赤、昆虫から生まれる赤を使い、絵を書き、壁を塗り、衣服を染め、祈りや願いを込めた。赤は大地を包み、人を包み、願いを包む、人が今を生きたあかしである。


「日本の赤」展示
草木染めの糸、紅板締めの版木と染め布、紅花で染められた繭などの物品や、赤にまつわる様々な領域からの寄稿を展示し、日本の赤をご紹介します。

赤についての随想  :  赤坂憲雄(民俗学者、学習院大学教授)
装飾古墳とベンガラ  :  坂口圭太郎(熊本県立装飾古墳館)
山形の紅花  :  山形県河北町紅花資料館
武州桶川の赤  :  桶川市歴史民俗資料館
草木染の赤  :  山崎和樹(草木染研究家)
和紙と赤  :  小林一夫(お茶の水 おりがみ会館館長)
古典織物の赤  :  中島洋一(古典織物研究家)
化粧と紅  :  伊勢半本店 紅ミュージアム
紅絹と紅板締め  :  吉村晴子(たかさき紅の会)
紅花ルネサンスの取組み  :  辻けい(美術家、東北芸術工科大学教授)


「赤の染料/顔料」展示
「紅花」は、花弁から染料や口紅のもとになる色素がとれることから、江戸時代には、山形はじめ奥州、武州、上総等で栽培が盛んでした。
また、茜は日本の山野に自生していた植物で、染料として各地で使われ、赤土などから作られるベンガラは、建築や生活用具だけではなく繊維や衣服にも使われました。特別な色として赤を纏い、赤に願いを込め、赤を愛でることで、日本人は生きてきました。




作品展示風景

会期: 2017年4月5日(水)―5月14日(日)
時間: 9:00―20:00 会期中無休/入場無料
会場: 生活工房ギャラリー(三軒茶屋 キャロットタワー3F)

〒154-0004
東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー
電話: 03-5432-1543
http://www.setagaya-ldc.net






(4月16日トークイベントの様子)


■トークイベント「日本文化と赤の色」   
日にち: 4月16日(日)
時間: 14:00-16:00
場所: 5FセミナールームAB

草木染め、古典織物の専門家をお招きて、自然と共生しながら伝承されてきた日本文化の魅力と、それぞれの分野における「赤」に対する美意識についてお話を伺います。

【出演】 山崎和樹(草木染染織)、中島洋一(古典織物研究家)
【進行】 眞田岳彦(衣服造形作家)
【定員】 40名(先着) 参加費500円

・申し込み方法
メール(info@setagaya-ldc.net)または電話(生活工房03-5432-1543)で、「トークイベント・日本文化と赤の色」係あてにお申込みください。
(受付時間10:00~19:00)


   
 
   
   
   
 
 






 
2017/2/26 展覧会のお知らせ

熊本県伝統工芸館 熊本地震復興特別企画(後期)第Ⅱ部の展示がスタート致しました。


「心の道具」
心の道具とはなにか
人は、ある時期から食べることだけではなく、「心」の充足を求めるようになった。
そして、家族の幸福や豊猟を祈るために土偶をはじめとする「心のための道具」を作り出した。
2016年、熊本は大地震にみまわれ、人々はあらためて「生きる」ことに向き合った。
それにより身近にある物、思い出とかかわる品、手に馴染んだ道具の大切さに、あらためて気づき感謝した。
数万年前の時を経た現在でも「心のための道具」は、生きるために不可欠な道具であり続けている。

第Ⅱ部 2017年2月23日(木)-3月20日(月・祝)
眞田岳彦 心の震災支援衣服展示  プレファブコート・ライスKUMAMOTO
地震を体験した熊本の方々約300人のアンケートを参考に制作した「プレファブコートライス・KUMAMOTO」。
熊本県産米、藁、籾穀などを含んだ災害備蓄用シートで、用途に応じて、レインコート、敷物、カーテン、覆いなどに変化させることができます。熊本県内の施設や学校、被災された方々を中心に寄贈します。



心を繋ぐ 震災支援繊維プログラム
 心の布 くま綿
「心の布」は、眞田岳彦が2004年より実施している心のケア活動。災害後の心のケアを繊維によって行います。この「心の布」を熊本地震後も実施。震災から一カ月後に、熊本県伝統工芸館とともに綿の種を県内施設等、約200人に配布。栽培し収穫した木綿「くま綿」や、収穫した木綿を古くから伝わる道具「紡錘」により紡いだ糸、栽培記録などを展示紹介します。

参加学校/施設 
南阿蘇村の人達、和泉町教育委員会、熊本県立熊本聾学校、西原村立山西小学校、西原村教育委員会、熊本YMCA、熊本デザイン専門学校、熊本県伝統工芸館職員他


第Ⅰ部-第Ⅱ部 2017年1月5日-3月20日(月・祝)
心の道具 熊本で発掘された貴重な文化財
豊穣への願をこめて作られた土偶と土器を展示。豊穣や繁栄を願う思い、健やかに生きたいという強い思いから生まれた祭事の道具は「心の道具」とも呼ばれています。


現代にひろがる心の道具 熊本に伝えられてきた工芸品
近代、現代に民衆に広がった心の道具を紹介。船の安全航行を祈願した船霊、精霊船、カセトリ(藁馬)、藁縄マト、七夕の網の飾り物を展示します。


現代の道具をうむ 生きるための道具
工芸家たちによる道具と料理人によるシイの実料理。熊本で活躍する工芸家と料理人がチームを組んで、[シイの実料理レシピ]を作りました。
工芸家:高本純、出口文教、福山修一
料理人:渡辺和幸、城野聖奈・吉村純、宮本けんしん

道具プロジェクト・ディレクター 眞田岳彦


会期
第Ⅱ部 2017年2月23日(木)-3月20日(月・祝)
会場:熊本県伝統工芸館 2階企画・常設展示室
開館時間:9:00-17:00 休館日:月曜日[祝日の場合は翌日]
入場料:一般210円(140円)、大学生・短大生・専門学校生130円(100円)、高校生以下無料  ()内は20名以上の団体料金

熊本県伝統工芸館
〒860-0001 熊本市中央区千葉城町3-35
TEL 096-324-4930 FAX 096-324-4942

交通アクセス:バス「市役所前」、市電「熊本城・市役所前」下車、徒歩5分、熊本周遊バス「KKRホテル熊本前」下車

   
 
   
   
   
   






 
2017/1/11 展覧会のお知らせ

「クリエイター100人からの年賀状」展vol.12

竹尾見本帖本店にて、「クリエイター100人からの年賀状」展が開催されます。

https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20170120.html

会期:2017年1月20日(金)-2月24日(金)
時間:10:00-19:00(土日祝・休)初日20日(金は17:00まで
会場:株式会社竹尾 見本帖本店2F)
    
見本帖本店
〒101-0054
東京都千代田区神田錦町3-12-16

tel:03-3292-3669
アクセス:神保町(東京メトロ半蔵門線、都営三田線・都営新宿線)A9出口徒歩8分
竹橋駅(東京メトロ)東西線3b) KKR出口徒歩5分
御茶ノ水駅(JR中央線・総武線)御茶ノ水橋口徒歩15分
   
 
   
   









 
2017/1/8 展覧会・講演会のお知らせ

地域連携企画 記録展示2016
神戸 絹の道  「養蚕秘録を訪ねて」

このたび神戸ファッション美術館では特別展開催に合わせ、衣服造形作家・眞田岳彦とともに、1868年の神戸開港から神戸の地域産業と日本の経済を支えてきた神戸周辺の絹・生糸の調査を行いました。
大正から昭和にかけて神戸港の重要輸出品であった絹物は、兵庫県北部の但馬・丹波周辺地方でも多く産出されました。当時の文化が残る「神戸 絹の道を辿り、三丹地域の養蚕の質を飛躍的に高め、日本の養蚕技術を初めて海外に伝えた「養蚕秘録」[享和3(1303]年)び著者である上垣守国が生まれ育った地域も訪ねました。
調査過程で体感した風土や歴史、出会った人々の暮らしを、文化施設が所蔵する貴重な養蚕、製糸、絹の資料、道具などとともに紹介し、神戸地域の風土と人に育まれてきた日本の衣服文化を見つめ直します。

会期:2017年1月21日(土)-3月26(日)
会場:神戸ファッション美術館4階ギャラリー
開館時間:10:00-18:00
休館日:月曜日、3月21日(火)(3月20日(月・祝)は会館)
主催:神戸ファッション美術館
協同企画:眞田岳彦
連携協力:デザインクリエイティブセンター神戸(KIITO)
協力:岩田隆義、岡谷蚕糸博物館、かいこの里の会、株式会社高三商店、株式会社宮坂製糸所、神戸市立博物館、丹波市、中村義則、養父市立上垣守国養蚕記念会館 
展示協力:大阪樟蔭女子大学


オープニングイベント
神戸スタディーズ#5 「神戸 絹の道」
神戸から養蚕、製糸が行われていた但馬・丹波まで取材をして見えてきた衣服文化や人の暮らしについて、展示を鑑賞しながらお話をします。
講師:眞田岳彦 モデレーター:芹沢高志(KIITO センター長)

日時:2017年1月21日(土)14:00-16:00
場所:神戸ファッション美術館 4階ギャラリー・セミナー室
共催:KIITO 





(1月21日講演会の様子)


神戸ファッション美術館
〒685-0032
神戸市東灘区向洋町中2-9-1
TEL:078-858-0050 FAX:078-858-0058
http://www.fashionmuseum.or.jp

アクセス:
[電車]JR住吉駅・阪神魚崎駅のりかえ、六甲ライナー「アイランドセンター駅」下車南東すぐ
[お車]阪神高速湾岸線、「六甲アイランド北」ランプから約2分
   
 
   
   






 
2017/1/8 展覧会のお知らせ

熊本県伝統工芸館 熊本地震復興特別企画  後期
「心の道具」

心の道具とはなにか
人は、ある時期から食べることだけではなく、「心」の充足を求めるようになった。
そして、家族の幸福や豊猟を祈るために土偶をはじめとする「心のための道具」を作り出した。
2016年、熊本は大地震にみまわれ、人々はあらためて「生きる」ことに向き合った。
それにより身近にある物、思い出とかかわる品、手に馴染んだ道具の大切さに、あらためて気づき感謝した。
数万年前の時を経た現在でも「心のための道具」は、生きるために不可欠な道具であり続けている。

第Ⅰ部 2017年1月5日-2月19日
熊本の工芸家 心の道具  新年への祈り祝い
新しい年を迎え、陶芸家、鍛冶屋などが仕事の無事と安全を願う祈りを紹介。
被災した工房や窯などの再生の記録をあわせて展示します。


心に残る陶芸家  熊本を代表する技と人
大正から昭和の名工の活動を展示。熊本県伝統工芸館学芸員が伝統工芸館設立以来34年間に出会った心に残る素晴らしい工芸家たちの道具と制作への情熱を紹介します。


第Ⅱ部 2017年2月23日(木)-3月20日(月・祝)
眞田岳彦 心の震災支援衣服展示  プレファブコート・ライスKUMAMOTO
地震を体験した熊本の方々約300人のアンケートを参考に制作した「プレファブコートライス・KUMAMOTO」。
熊本県産米、藁、籾穀などを含んだ災害備蓄用シートで、用途に応じて、レインコート、敷物、カーテン、覆いなどに変化させることができます。熊本県内の施設や学校、被災された方々を中心に寄贈します。


心を繋ぐ 震災支援繊維プログラム 心の布 くま綿
「心の布」は、眞田岳彦が2004年より実施している心のケア活動。災害後の心のケアを繊維によって行います。この「心の布」を熊本地震後も実施。震災から一カ月後に、熊本県伝統工芸館とともに綿の種を県内施設等、約200人に配布。栽培し収穫した木綿「くま綿」や、収穫した木綿を古くから伝わる道具「紡錘」により紡いだ糸、栽培記録などを展示紹介します。

参加学校/施設 
南阿蘇村の人達、和泉町教育委員会、熊本県立熊本聾学校、西原村立山西小学校、西原村教育委員会、熊本YMCA、熊本デザイン専門学校、熊本県伝統工芸館職員他


第Ⅰ部-第Ⅱ部 2017年1月5日-3月20日(月・祝)
心の道具 熊本で発掘された貴重な文化財
豊穣への願をこめて作られた土偶と土器を展示。豊穣や繁栄を願う思い、健やかに生きたいという強い思いから生まれた祭事の道具は「心の道具」とも呼ばれています。


現代にひろがる心の道具 熊本に伝えられてきた工芸品
近代、現代に民衆に広がった心の道具を紹介。船の安全航行を祈願した船霊、精霊船、カセトリ(藁馬)、藁縄マト、七夕の網の飾り物を展示します。


現代の道具をうむ 生きるための道具
工芸家たちによる道具と料理人によるシイの実料理。熊本で活躍する工芸家と料理人がチームを組んで、[シイの実料理レシピ]を作りました。
工芸家:高本純、出口文教、福山修一
料理人:渡辺和幸、城野聖奈・吉村純、宮本けんしん

道具プロジェクト・ディレクター 眞田岳彦




会期
第Ⅰ部 2017年1月5日(木)-2月19日(日)
第Ⅱ部 2017年2月23日(木)-3月20日(月・祝)
会場:熊本県伝統工芸館 2階企画・常設展示室
開館時間:9:00-17:00 休館日:月曜日[祝日の場合は翌日]
入場料:一般210円(140円)、大学生・短大生・専門学校生130円(100円)、高校生以下無料  ()内は20名以上の団体料金

熊本県伝統工芸館
〒860-0001 熊本市中央区千葉城町3-35
TEL 096-324-4930 FAX 096-324-4942

交通アクセス:バス「市役所前」、市電「熊本城・市役所前」下車、徒歩5分、熊本周遊バス「KKRホテル熊本前」下車