プレファブコート エマージェンシー・セタガヤ / Prefab Coat E.S. 2013
眞田岳彦と生活工房は、これまでのプロジェクト展開として、せたがや文化財団スタッフ用ユニフォームを制作しました。
今回は施設来館者の「誘導」を大きな役割と考え、引率・救護する側が緊急時でも行動しやすい機能や、必要な備品を収納できる機能を検討し「運ぶ衣服=バッグジャケット」をつくりました。
非日常的環境に置かれたときには「いつも」傍にあるものを身のまわりに置くだけで安心感が得られるといいます。この「いつも」をどこへでも運ぶことのできる衣服を考えました。バッグや荷物を身に着けることで、腕や身体の活動の自由度が増します。防水加工の新機能素材、ヘルメットの上からかぶれるフードなどを備え、悪環境から身を守るプロテクターの役割を果たしながら、心の安心を持ち運ぶことができます。
生活工房(東京)/ 日常/非日常展
-世界の明日につながるデザイン-