プレファブコートA.X Prefab coat A.X 2005
PTSD（震災などの災害後に起きる）について考察し、PTSDの緩和、回復へと導くデザインの提案として、精神医学者との勉強会や、新潟県中越地震体験者の意見を参考に、東レ（株）、(株)廣瀬商会、セイコーエプソン（株）、アスシスギャラリー等の協力のもと制作をしました。このプレファブコートでは、繋がる・会話を生む・書く・遊ぶ・プライベート空間の確保や他者と繋がり合うことを大きな要素として捉え、「孤立無援感の軽減が最重要である。」とされるPTSD緩和へのデザインアプローチをしています。作品制作にあたり、金吉晴先生（精神医学者・国立精神神経センター部長）との勉強会などにより、デザインと心の関わりについて考察を行い制作しました。
アクシスギャラリー（東京）／ 眞田岳彦「プレファブ・コート」展、他