プレファブコート・ライス せたがや Prefab Coat Rice Setagaya 2013
人間は、古くから「集う」ことによって幸福を得てきました。秩序を維持するため、協労のため、祈りを捧げる祭事のために集い、あるいは、災害時には安心を得るために集ってきました。
「プレファブコート・ライス せたがや」 は、日本人の生活と心を支えてきた「米」を通じて「集う」ということを再考する、コミュニケーションのための衣服です。素材には、日本産稲穂を含有させたフィルムシートを使用しています。状況によって広げて敷く、物を包む、切り込みを入れて衣服として着用するなど様々な使い方が可能です。
生活工房(東京)/ 眞田岳彦ディレクション・デザイン 生命をつつむ未来繊維vol.3 「集う衣服」展